「農ある暮らし」は、単なる田舎暮らしの提案ではありません。
それは19世紀末、産業革命で失われたモノづくりの精神を取り戻そうとイギリスで起こった「アーツアンドクラフト運動」のように、行き過ぎた消費社会の中で忘れてしまった「自分で耕し育てたものを食べる喜び」が豊かな暮らしに繋がるというライフスタイルの提案です。


椿建築所・代表佐藤が自ら農家となり、農をテーマに、建築・リノベーションの住宅事業で、空家再生と町並みづくり、食堂やワークショップなどを通して豊かな暮らしとコミュニティをつくります。
農ある暮らしのデザイン 主宰
佐藤慶一
株式会社 椿建築所 代表取締役
二級建築士・兼業農家
1972 誕生
2000 長野市内の工務店にて、設計
現場管理、積算の実務に携わる
2001 宅地建物取引主任者免許取得
2005 二級建築士免許取得
2013 椿建築所開設 管理建築士講習終了
2015 事務所兼自宅「カラマツハウス」竣工
2020 椿建築所を法人化 代表取締役に就任
2025 農家資格取得
「農ある暮らしのデザイン」は、農と暮らしを結びつけるライフスタイルの提案です。
秋山東一先生のメッセージ
「家は買うものでなく作るものでしょ?」
自立する個人のために家を作るシステムを構築した建築家秋山東一氏。
私はその思想に共感し、2013年に工務店を起業しました。
当時閉塞感漂う長いデフレの中でもっと多くの人に自分の建築を届ける方法はないかと考え秋山氏が考案した「フォルクスハウスA」を自分なりに再構築してみようと思いました。
「堅牢なスケルトン」「自由自在のインフィル」「空気集熱式ソーラーシステムの標準搭載」「仕上げは全てベニヤの木造打放し」という基本概念に信州ならではの「風除室(中間領域)」の機能を付加した「土間」を計画できないかと考えました。
戸建の研鑽
妻の友人宅「Fさんの家」は夫婦2人と子供3人の家族構成。
限られた予算の中で住居はフレキシブルに間仕切りできるワンルームの空間で構造断熱性能の高い長期優良住宅仕様にて計画しつつも、子供達が庭と室内を自由に行き来できる外部と内部の中間のようなスペースを土間と称し予算配分にメリハリをつけつつ下屋で計画し中々うまくいきました。

ランドスケープ、集住計画へ
同時に、ランドスケープ計画の重要性を感じるようになり、2021年に開催された「町の工務店ネット」主催、ランドスケープの田瀬理夫氏と秋山氏が講師となる「A 2プロジェクト」に参加。
全国各地から参加する工務店が計画を行い、プレゼンテーションし講評をもらうという企画でした。
ここでは住居、集住プラン、植栽・駐車場はもとより、町と家の中間である「コモン」の計画がメインテーマとされ、私もいつかコモンスペースを核とした集住計画をしたい、しかも中古住宅のリノベーションでできないだろうかと朧げに考えはじめました。
家族の想いと暮らし方
その頃、私達は庭で火も焚けない住宅街での暮らしに物足りなさを感じたり、日々の生きづらさを抱える子供達と人生について語り合う時間が増えていました。
自然の中で畑を耕しながらのびのびと暮らせないだろうか?しかも学校、病院、交通インフラなど程よい距離感で実現できないだろうか?
そんな思いが募る中、看護師の妻も好きな料理を振る舞い多くの人に食べて貰いたいという思いが増してきたようです。
ここで私が漠然と思い描いていたコモンを核とした集住計画と妻の食堂への思いが合致し「農ある暮らしのデザイン」の構想へと繋がっていきました。
「農ある暮らしのデザイン」の拠点
その後、長野市田子の近隣の方から畑付き中古住宅をご紹介いただき、これはいよいよ思いを実現する絶好の機会だと決心。
事業用地として取得し「農ある暮らしのデザイン」のコンセプトハウス「nou-kura」をオープンすることにしました。
田園風景の広がる美しいこの地で農家食堂、農業支援、農ある暮らしの家づくりを通して新しいライフスタイルをご提案していきます。
